上記図のネットワーク全体の防御「A」はサーバーやNASにおいてサイバー攻撃以外に内部でのデータ持ち出し、災害対策なども包括した対策を講じていますのでそれ自体有意義なものです。しかし、それでも運が悪ければサイバー攻撃を避けられない実態を踏まえて最後の砦としてWindows系の各端末(パソコンや業務機器)を守るエンドポイントセキュリティツール「B」を最強のソフトであるAppGuardSolo版に置き換えることで高度な防御態勢が構築できます。安価で手間も少ないコストパフォーマンスに優れた優先的対策です。
サーバーやNASではOSとしてLinux,UNIX,Windowsなどが使用されています。Linux,UNIXがサイバー攻撃の被害を受けることは現実的に※僅少です。またWindowsであっても端末からの感染を押さえれば、サーバーやNASが最初に被害を生むことはまずないとされます。
「B」の措置は安価で効果が大きいため優先的対策ですが、「A」に属する包括的措置を盛り込むサーバーやNASに対してもさらにAppGuard(①Enterprise版②SBE版)を導入するか否かは後日落ち着いてリスクの程度やコストをお考えになればよいと考えます。
※注:ソフトウエアアの脆弱性を狙うサイバー攻撃は必然的に、より多くのユーザーが利用しているソフトウェアが標的となります。マイクロソフト製品が世界的にシェアが高いため同社の製品が攻撃の標的になることが圧倒的に多いのが現状です。